人間ドックでの発見
人間ドックで胸部CTを受けたところ、
「胸腺腫(きょうせんしゅ)の疑いがあるので、大きい病院で診てもらったほうがいいですよ」
と言われました。
その後、大きい病院で再検査を受けた結果、
「嚢胞(のうほう)か胸腺腫の可能性があります。手術で取り除きましょう」
ということになり、手術を受けることに。
一生に一度あるかないかの経験なので、入院から退院までの記録を残しておこうと思います。
ちなみに筆者の年齢は33歳です。
1日目(入院前の準備)
午前10時に入院。
部屋はB棟12階の1259号室。4人部屋の窓際、右側でした。

この日は血液検査と胸部レントゲンを撮って終了。
食事は薄味でしたが、普通に美味しかったです。

▲1日目の昼食

▲1日目の夕食
夜22時に消灯、朝6時に点灯。
ただ、隣の人の咳が大きくて、あまり寝れませんでした。
耳栓をしても貫通してきたので、こういうのが気になる人は個室にすべきだなと思いました。
2日目(手術当日)
ほとんど寝れなかったので「このまま手術当日も寝られなかったら地獄では…」と不安になり、ナースステーションに相談しましたが、「ちょっと対応が難しいです」とのこと。
マジかよ…と思いながら朝を迎えました。
ちなみにこの日は7時から絶食でした。水もNG。

▲手術前にこういうキツキツの靴下を履くように言われたので履いた。
午前9時に手術室へ。
待合室のような場所には、看護師や医師が15人くらいいて、
「この人たちを4時間拘束するだけでも人件費すごそうだな」と冷静に考えたりしてました。
実際、僕の手術には以下の人たちが関わるとのこと。
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主治医1人
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助手の医師1人
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麻酔科医2人
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看護師3人
あと手術時間は大体4時間くらいらしいとのこと。
「手術ってお金かかるんだなぁ」と実感。
手術室へ
手術室に案内されると、一気に緊張。
「え、俺が乗るの?」とテレビのような光景に戸惑いました。

▲こういう感じだった
まず、左手の甲に注射。
この時点でビビり散らかす。
イヤすぎたので「なんで甲に打つ必要があるんですか?」とか質問してしまう。
「このあと便利なので甲に打つんですよ」と言われて打たれたけど、やっぱり痛かった。
次に背中へ何度も注射。
「全身麻酔してからにしてくれよ!」と思いましたが、
副作用を避けるために先に打つ必要があるとのこと。
これが本当に地獄でした。
「こんなにつらいならもう死にたい」と思うほど。
その後、睡眠マスクのようなものをつけられ、気づいたら意識がなくなっていました。
手術後
目が覚めたら自室のベッドの上。
少しでも動くと激痛。なので姿勢を変えられないのでしんどい。
声を出すのもつらい。異様に寒い。
背中の注射に次いで、人生で2番目につらい時間でした。
看護師さんが痛み止めを追加してくれたり、布団を調整してくれたりした記憶がありますが、
意識が朦朧としていてほとんど覚えていません。「とにかく苦しかった」という感じでした。
ちなみに起きたあとは、こんな感じ👇️で手の甲から点滴が注入されるっぽかったです。

▲見た目はぐろいけど、刺した後は全然痛くない
3日目
少し寝ては起きてを繰り返すうちに朝に。
機械の音が多く、隣人の音は幸運にも気になりませんでした。
意識はだいぶはっきりしてきたものの、身体の痛みは強いまま。
尿道にチューブが入っており、外すときに「こんな長いのが入ってたのか!」と衝撃。
そして痛い。

▲尿道チューブを外した後は、ここまで機器が減った。
放射線技師が来て、ベッド上で胸部レントゲン撮影。
体を動かすと痛いので、撮影姿勢をとるのが地味にきつかったです。
理学療法士さんに誘導され、病室周辺を軽く歩くリハビリも開始。
痰を出しやすくするための訓練も実施しました。
その後、心電図検査のために3階へ移動。
戻る途中で主治医と会い、
「心電図も問題なさそうなので、胸のチューブを外しましょう」と言われました。
脇腹に麻酔を2ヶ所打たれて抜去。
背中に打たれたときの痛みに比べれば全然マシでした。
ちなみに医師2人がかりだったのですが、新人に主治医が指導している感じでした。

▲チューブを外した後。脇下の画像です。
あと👇️みたいなエンジンみたいな機械で、吸っては吐いてを繰り返すリハビリ?みたいなのをやったりしました。

▲これ何の意味があるんだろう?とか思いながらやってた。

▲これを口につけてスーハーしてた
チューブを抜いたら、痛みが一気に軽くなり、
「もう退院できるんじゃ?」という感じでした。

▲3日目の昼食

▲3日目の夕食
4日目
朝8時半からレントゲン。
「何回レントゲン撮るんだ」と思いつつ、だいぶ体調は回復。

▲4日目の朝食

▲4日目の昼食
背中の麻酔針も抜いてもらい、「明日には退院できます」とのこと。

▲背中の針はこんな感じだった。抜くのもまったく痛くなくて「え、抜いたの?」って感じだった。

▲4日目の夕食
5日目
朝から採血(1回失敗してやり直し)とレントゲン、そして歯科受診。
そのあと、10時ごろに退院⋯という感じでした。


▲退院おめでとうございます的な紙

▲部屋を出るときに撮った最後の写真。シーツが血で汚れてる。チューブをとった後に結構出血したっぽい。
まとめ
胸腺嚢胞という珍しい病気での手術でしたが、
無事に終わって本当によかったです。
手術前後の痛みは想像以上でしたが、
支えてくれた医療スタッフや家族に心から感謝しています。
ちなみに病理結果は胸腺腫ではなく嚢胞でした。
放置していたら破裂して危なかったそうです。
そのほか余談
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「病院食はまずい」と聞いていたので身構えていたのですが、全体的に普通においしかったです。
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味はたしかに薄かったですが、そこまで気になるほどでもない⋯って感じでした。
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あと人参が入っている確率が高かったので「人参って栄養価が高いんだなぁ」と思いました。
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同室の他の3人は抗がん剤治療中のようでした。
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末期っぽい方もおり、大変だなぁとおもいました。
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